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日本スーパーバンタム級1位の中川麦茶(30=角海老宝石)と同級2位の田村亮一(31=JBスポーツ)が11日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。試合は12日に後楽園ホールで開催される「DANGAN220」のメインイベントで日本スーパーバンタム級王座決定戦として行われる。計量を終えた中川と田村は漫画「はじめの一歩」のテーピングを手に持ち写真撮影を行った。
雑草魂を見せる
31戦目で初のタイトルマッチを迎える中川はリミットちょうどの55.3kgでクリアした。麦茶で喉を潤すと、「 いつも以上に調子が良い」とリラックスした表情で囲み取材に応じた。中川はこの試合に向けてフィリピンで10日間のスパーリング合宿を敢行し、1日5ラウンドの実戦練習で調子を上げた。
ようやく巡ってきたチャンスに、「明日はターニングポイントとなる試合。弟や息子、応援してくれる人のためにも1ポイント差でもいいので勝ちたい」とコメント。勝って小学1年生の一人息子をリングに上げたいと拳を握った。
ようやく巡ってきたチャンスに、「明日はターニングポイントとなる試合。弟や息子、応援してくれる人のためにも1ポイント差でもいいので勝ちたい」とコメント。勝って小学1年生の一人息子をリングに上げたいと拳を握った。
自分のボクシングを心掛ける
一方、1年半ぶり2度目の挑戦の田村は100gアンダーの55.2kgでパスした。長身の中川と拳を交える田村は、同じ身長の相手とのスパーリングで対策は万全と話し、「相手のキャリアはリスペクトするが、どんな戦法できても対応できる。負けるわけにはいかない」と自信を示した。
JBスポーツジム会長で漫画「はじめの一歩」の作者の森川常次会長に新年の挨拶メールを送ったところ、「勝ってからが年明けだぞ」と喝を入れられたことを明かした田村は、「勝っても負けても言い訳しない戦いを見せたい」と闘志を燃やした。
JBスポーツジム会長で漫画「はじめの一歩」の作者の森川常次会長に新年の挨拶メールを送ったところ、「勝ってからが年明けだぞ」と喝を入れられたことを明かした田村は、「勝っても負けても言い訳しない戦いを見せたい」と闘志を燃やした。
明日からDANGANで使用されるIPPOテーピング
スピードと手数で勝負する中川と豊富なスタミナとパワーが身上の田村。年初めから激しい打撃戦が予想される。第41代日本スーパーバンタム級チャンピオンに就くのはどちらだ――。