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大晦日、中華人民共和国・マカオで日本人初の4階級制覇を目指すもドニー・ニエテス(比)に惜敗した井岡一翔(日本)の米国でのプロモーターを務める360プロモーションのトム・ロフラー氏は井岡の今後について、いくつかの可能性を語った。
春に復帰戦?
ロフラー氏はまだ何も決まっていないことを前置きすると「大晦日の試合の勝敗は彼の評価を落とすものではなかった。彼には3月にロサンゼルスかニューヨークで企画している『Superfly 4』への出場を打診するし、出場は濃厚だろう。ただし、試合に対する契約はしていないので日本での復帰戦もありえる。彼の希望が通るかどうかはこれからの話になる」と春に米国か日本のいずれかでの復帰戦を示唆した。「私としては、彼にはもう一度世界戦のチャンスを作ることを考えているがね」と井岡への期待は失っていない。
挑戦は続く
井岡自身も試合後の会見で「自分の挑戦は続く」と語っているように再起することは濃厚だが、ひとつ問題になるのは『Superfly』シリーズを放映していた米国のテレビ局HBOが昨年末でボクシング放送からの撤退していることだろう。今後は他のテレビ局との交渉が残っているため井岡の次戦は不透明だが、復帰を待ちたい。