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10月19日(日本時間20日)米国東海岸で注目の世界タイトル戦の前日計量が行われた。フロリダ州・オーランドではWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)準々決勝でもあるIBF(国際ボクシング連盟)世界バンタム級タイトルマッチ。王者のエマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)がIBF同級3位ジェイソン・モロニー(オーストラリア)と揃って登場。もう一つはマサチューセッツ州ボストン、WBO同級1位デミトリアス アンドレイド(米国)とWBO同級2位ウォルター・カウトンドクワ(ナミビア)が、WBO(世界ボクシング機構)ミドル級王座決定戦のため秤の上に登った。
WBSS準決勝&IBF戦ロドリゲスvsマロニー
王者のロドリゲスはバンタム級リミットの53.5kg、挑戦者のモロニーは53.4kgと100アンダーでパス。WBAバンタム級王者の井上尚弥(大橋)もすでに米国入りし現地観戦する中、優勝候補の井上と準決勝で対戦する相手が明日決まる。またWBSSクルーザー級準々決勝の計量も行われた。元WBA同級王者でWBA7位のユニエル・ドルティコス(キューバ)は90.6kgとリミットの90.7kgを100g下回りクリア。対するWBA4位のマテウシュ・マステルナク(ポーランド)は90.1kgで600gアンダーだった。
WBOミドル級王座決定戦、アンドレイドvsカウトンドクワ
前王者のビリー・ジョー・サンダース(英国)のドーピング検査陽性で暫定から正規王座決定戦となったこの試合、元世界王者のアンドレイドはリミットの72.5kgを測定。米国初登場のカウトンドクワは71.9kgと600gアンダーでパスした。また、この日のアンダーカードでは、IBF世界Sフェザー級タイトルマッチがセット。王者のテビン・ファーマー(米国)が58.7kgと200gアンダー、挑戦者6位のジェームス・テニスンが58.9kgのSフェザー級リミットでパスした。