リングの仕事人が2度目の世界挑戦!

　WBO(世界ボクシング機構)Sバンタム級6位の大竹秀典(37=金子)が25日(日本時間26日)、米国アリゾナ州グレンデール、ヒラ・リバー・アリーナでWBO王者のアイザック・ドグボエ(23=ガーナ)に挑戦した。勝てば元世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏の35歳9ヶ月を抜く37歳1ヶ月での国内最年長記録での王座獲得となる。はたしてリングの仕事人はベルトを奪うことができたのか――。

　距離を詰めていく大竹にドクボエは左ボディを打ち込む。するとノーモーションの左フックを炸裂させダウンを奪った。立ち上がった大竹だがダメージがあり右を浴びて再びダウン。最後は連打を浴びて足元がフラついたところでレフェリーが試合を止めた。2度目の世界に挑んだ大竹だったが、無念の初回TKO負けを喫した。
　2度目の防衛に成功したドグボエは無傷の20戦全勝(14KO)。大竹はキャリア3敗目を喫し、37戦31勝(14KO)3敗3分となった。