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今週の海外注目試合は8月18日(日本時間19日)英国北アイルランドで開催される3試合。WBO(世界ボクシング機構)フェザー級暫定タイトルマッチ、王者のカール・フランプトン(31=英国)の初防衛戦と、クリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)の初防衛戦となるWBC(世界ボクシング評議会)フライ級タイトルマッチ。さらに英国ヘビー級で注目の一人、元世界王者で未だ無敗のタイソン・フューリー(30=英国)の復帰第2戦がベルファストで行われる。また8月17日(日本時間18日)米国・カリフォルニア州インディオで亀海喜寛(35=帝拳)が今年8月のミゲール・コット(プエルトリコ)との世界戦以来の復帰戦を行う!
WBOフェザー級暫定タイトル戦 フランプトンvsジャクソン
フランプトンは今年4月に同じ英国北アイルランドのベルファストのSSEアリーナで大観衆を集め元5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン/米国)を相手に判定勝ちでWBOフェザー級暫定王座を獲得。王座復活となったフランプトンは今週末もウィンザー・パークに会場を変え、ベルファストの地で初防衛戦に臨む。一方のWBO5位の挑戦者ルーク・ジャクソン(33=オーストラリア)は12年ロンドン五輪オーストラリア代表を務めた元オリンピアン。ここまで16戦16勝(7KO)と全勝をキープし、今回が初の世界挑戦。また海外試合も初となった。
WBCフライ級タイトル戦 ロサレスvsバーンズ
卓越したパフォーマンスで今年4月に比嘉大吾(具志堅)を敗り世界王者となったロサレスは、日本に続きアウェイでの世界戦となった。WBC14位の挑戦者パディ・バーンズ(31=アイルランド)はわずか5戦目での世界初挑戦となる。五輪2大会に連続で出場して、ライトフライ級銅メダルを獲得した元オリンピアンでもある。プロのリングでは6戦5勝(1KO)とパワーレスではあるものの、王者との技術戦に注目。ホームとも呼べる北アイルランドで世界初挑戦に挑む。
フューリー、復帰第2戦
元ヘビー級統一王者のタイソン・フューリー(29=英)は今年6月に英国マンチェスターで2年7ヶ月ぶりの復帰戦を4回終了TKO勝利。すぐさま復帰第2戦目を発表し、相手が誰になるかに注目が集まっていた。そして決まったのが13年5月、当時3団体統一王者だったウラジミール・クリチコ(引退=ウクライナ)への挑戦経験もあるフランシスコ・ピアンタ(33=イタリア/ドイツ)だった。世界挑戦前までは無敗だったピアンタは敗戦後7勝(6KO)3敗。黒星も増える中、大きな試合には恵まれていなかった。今回のフューリーとの対戦でチャンスを得たことになる。前回の復帰戦同様にミスマッチと言われているフューリーの復帰第2戦目、結末は如何に?
亀海も米国で登場!
米国・カリフォルニア州インディオで復帰戦を行う亀海は、今年8月にビッグネームのコットを相手にWBOスーパーウェルター級王座決定戦に挑んだ。試合は亀海が果敢に攻め込んだがコットの巧みなリングワークを捉えきれず3-0の判定負け。しかし亀海の評価は変わることはなく、今回も米国内のプロモートを行うゴールデンボーイプロモーションが試合をセット。プロモーターのオスカー・デラ・ホーヤ氏が命名した「コラソン・デ・アセロ(鉄の心臓)」への期待はまだ終わってはいない。そんな日本のサムライに用意された復帰戦の相手はグレグ・ベンデティ(28=米国)。22戦19勝(12KO)1分の中堅選手となった。再び世界戦の舞台に上がるため、亀海にとっては負けられない戦いが続く。