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[発表会見]2018.7.31

37歳・大竹秀典「不可能を可能にするのが僕の仕事」

 WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級6位にランクされる大竹秀典(37=金子)の世界挑戦が正式に決まった。31日、大竹の職場でもある神奈川・横浜の「横浜ビール驛の食卓」で会見が行われ、大竹は8月25日(日本時間26日)に米国アリゾナ州グレンデールのヒラ・リバー・アリーナでWBO王者アイザック・ドグボエ(23=ガーナ)に挑戦すると発表された。
大竹の勤務先で開かれた会見
 アマチュア出身のドグボエは12年のロンドン五輪で、この大会で銅メダリストに輝いた現OPBFフェザー級王者・清水聡(大橋)に1回戦で判定で敗れているが、プロに転向するとここまで19戦全勝(13KO)をマーク。世界王座は今年1月にWBO1位のセザール・フアレス(メキシコ)に5回TKO勝ちし空位のWBO暫定王座を、4月には正規王者のジェシー・マグダレノ(米)を11回TKOで破り、王座統一とともに正規王座に昇格した。
今回は互いにアウェイと条件は同じ
 この若き無敗の王者に挑むプロ13年目の大竹は、今回が2度目の世界挑戦となる。初挑戦は14年11月のイギリスで、当時のWBA世界同級王者スコット・クイッグ(英)に大差判定負けしている。しかし、翌年5月に再起すると5連勝を飾り、昨年3月にジェルビルト・ゴメラ(比)との決定戦を制して日本王座以来となるOPBF東洋太平洋同級王座を獲得。今年3月までに3度の防衛に成功した。戦績は36戦31勝(14KO)2敗3分。
3度防衛したOPBF王座を返上
 会見で日本ボクシングコミッション安河内剛事務局長にOPBF王座を返上した大竹は、「前回の世界挑戦は準備の時間もなく死地に行くような心境で、実際に世界の壁も感じた。だが一年前からチーム編成を変え、フィジカルトレーニング、徹底したケアや食事管理など、職場にも助けられながらやれることはすべてやってきた。そのおかげでボクシングを楽しく感じるようになり、まだ伸びているという姿を見せられると思っている。37歳は日本では定年と言われる年齢だが、不可能を可能にするのが僕の仕事。世界を獲り、国内で防衛戦ができるよう頑張っていきたい」と力強く抱負を語った。
こちらが職場での姿
 また、ドグボエについて聞かれ「振ってくるパンチは強い」と警戒したが、「自分の持ち味であるしぶといボクシングでパンチを小さく当てていきたい。地味な修正はしっかりやってきた」と自信を示し、「強いチャンピオンとできることがモチベーションになっている。その相手に勝ってこそ価値がある」と気を吐いた。
万全の体制で世界奪取を狙う!
 今月27日にWBOフライ級王者の木村翔(青木)が日本人で初めて中国で防衛に成功し、2日後の29日には伊藤雅雪(伴流)が米国で空位のWBOスーパーフェザー級王座を獲得。日本人としては37年ぶりの快挙となった。そして今回の大竹が、37歳1カ月での世界王座奪取となれば、元世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏が持つ35歳9カ月の記録を大幅に更新することになる。奇しくも海外でのWBO世界戦が続くが、この流れに乗って今度は世界王者からのベルト奪取に期待したい。

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