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WBO(世界ボクシング機構)フライ級王者の木村翔(29=青木)が27日、中国の青島で同級3位フローイラン・サルダール(29=フィリピン)を迎え、2度目の防衛戦に臨んだ。序盤は積極的に手数を出す挑戦者のペースで進んだが、木村もガードを固めプレッシャーをかけると連打で反撃した。
難敵サルダールに圧勝
すると5回に左ボディで先制のダウンを奪取。6回にはラッシュでサルダールを押し込み、最後はボディへの連打で倒し、10カウントを聞かせた。
日本人初の中国での防衛に成功した木村は、試合後「相手のパンチはあったが、予想以上ではなかった。前半にボディを効かせて後半勝負」とズバリはまった作戦に喜びもひとしおだった。
日本人初の中国での防衛に成功した木村は、試合後「相手のパンチはあったが、予想以上ではなかった。前半にボディを効かせて後半勝負」とズバリはまった作戦に喜びもひとしおだった。
ジャッジペーパー
昨年7月、英雄ゾウ・シミンを破り世界王座を奪取した木村は、中国で数々のメディアに取り上げられるなど一躍人気者になった。今後は日本国内での知名度を上げたい木村は次戦、3階級制覇を狙う田中恒成(23=畑中)と指名試合を行う予定だ。