最終会見:ガルシアvsイースターJr

　28日(日本時間29日)米国・ロサンゼルスで行われるWBC(世界ボクシング評議会)・IBF(国際ボクシング連盟)ライト級王座統一戦、WBC王者のミゲール"マイキー"ガルシア(30=米国)とIBF王者のロバート・イースターJr(27=米国)が26日(日本時間27日)、会場となるステイプルズセンターで最終記者会見を行った。

ミゲール"マイキー"ガルシア
　「この階級(ライト級)で無敗なのは私とロバート・イースターJrだけだ。私が思うに、この試合の勝者こそがこの階級のベストファイターだと言えるだろう」

ロバート・イースターJr
　「マイキー・ガルシアが倒したビッグネームと言えばエイドリアン・ブローナー(米国)だけだ。私は彼を苦しめるだろう。私は自分のスキルとレコードを信じている。試合の勝者こそがこの階級で最強となるだろう」

　またセミ格で登場するのは元WBA(世界ボクシング協会)暫定ヘビー級王者でWBC同級4位のルイス・オルティス(39=キューバ)だ。今年3月にWBCヘビー級王者のデオンテイ・ワイルダー(米国)に挑戦し、WBC王者を追い込む場面を作ったが10回TKO負けで初黒星を喫した。復帰戦となるオルティスの相手は、こちらもまた昨年5月に当時WBO王者だったジョセフ・パーカー(ニュージーランド)に挑戦して以来となるラズバン・コハヌ(31=ルーマニア)と対戦する。

ルイス・オルティス
　 「もうあの試合(ワイルダー戦)は過去のことだ。私は後悔をしていない。あの試合が終わった日、私はリマッチができると信じていた。しかし、ワイルダー陣営は私から逃げ、また(アンソニー)ジョシュアからも逃げている。私は誰からも逃げることはないよ」

ラズバン・コハヌ
　「ワイルダーVSオルティス戦はグレートだった。私は彼(オルティス)に素晴らしいパフォーマンスだったと伝えたい。ただ、私は自分のコンビネーションで彼をトラブルに落ち入れさせられるだろう」