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チケット完全ソールドアウトのボクシングファン注目の一戦、日本スーパーバンタム級タイトルマッチの前日計量が26日、東京ドームシティ内の「MLBcafe」で行われ、王者の久我勇作(27=ワタナベ)と元OPBF東洋太平洋同級王者で日本同級1位の和氣慎吾(31=FLARE山上)が会場に姿を現した。試合は明日の後楽園ホールで開催される「ガッツファイティング&DANGAN214」のメインイベントでセットされている。100gアンダーの55.2kgでクリアした両者はフェイスオフ以外は一切目を合わさず、明日の決戦に向けて静かに闘志を燃やした。
万全に仕上がった
3度目の防衛戦に臨む久我は「ここまで盛り上げてもらっているのでつまらない試合はしない」と切り出すと、横に並んだ和氣を見て「勝てると確信した。明日の結果次第では次は世界戦になると思うので、なんとしても負けられない」と自信を示した。
計量後に合同で会見が行われた
サウスポーは苦手と公言する久我だが、対左利きはここまで5戦全勝。「いろいろなタイプのサウスポー選手とスパーリングをしてきて新しい発見があった。明日はKOする」と気を吐いた。知名度のある和氣を倒して一気に世界へ突き進む。
体調は過去最高
一方、再び世界の舞台に立ちたい和氣は「相手はフィジカルの強さに自信があるようだが、自分には(パンチは)当たらない」と切り返すと「試合は距離が鍵になる」と話した。
フェイスオフ!
2年前の世界戦後は4戦全勝(4KO)。和氣は「明日は入場から自分がベルトを巻くところまですべてを見てほしい。明日は倒します!」と完全決着に自信のコメントを残した。
計量後に出場選手で集合写真
一般公開されたこの日の前日計量。平日にもかかわらず多くのファンが訪れた。なかには「チケットを購入することができなかったので計量だけでも見たい」と会場に足を運んだ人もいた。勝った方は世界への扉を開き、負けた方は大きく後退するサバイバルマッチ。明日、リング上で笑うのはどちらだ!?