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今月12日に米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)でホルヘ・リナレス(32=帝拳)に10回TKO勝ちを収めWBA(世界ボクシング協会)ライト級王座を獲得、史上最速となる12戦目で3階級制覇を成し遂げたワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ/米)が、試合の途中で右肩を痛めたことが明らかになった。そのため30日(日本時間31日)に手術を行うことになった。
12日のリナレス戦
トップランク社のボブ・アラム・プロモーターがメディアに明かしたところによると、ロマチェンコはリナレス戦の2回に脱臼のような症状になったが回復し、10回まで戦ったということだ。ロマチェンコは30日にロサンゼルスで関節鏡検査と手術を受ける予定で、術後はしばらくトレーニングを禁じられることになる。リハビリを経て本格的なトレーニングを開始できるのは10月初旬だという。そのため8月25日に計画されていた次戦は延期されることになる。新たな日程としてトップランク社は12月8日を候補日として挙げている。