試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
今月12日、米国ニューヨークでホルヘ・リナレス(32=帝拳)に10回TKO勝ちを収めてWBA(世界ボクシング協会)ライト級王座を獲得し、プロ12戦目で3階級制覇を果たしたワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ/米)が、同時に保持していたWBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王座を23日付で返上した。ロマチェンコのプロモート権を持つトップランク社がWBOに届けを出したもので、3階級制覇王者は今後、ライト級で活動していくことになる。
伊藤雅雪
ロマチェンコの王座返上にともない後継王者を決める試合が行われることになるが、現在、WBOのスーパーフェザー級は1位がクリストファー・ディアス(プエルトリコ)、2位に伊藤雅雪(伴流)がランクされており、この両者による決定戦が濃厚とみられている。23歳のディアスはロマチェンコと同じトップランク社の契約選手で、昨年12月にNABO北米王座を獲得している。戦績は23戦全勝(15KO)。東洋太平洋王座とWBOアジアパシフィック王座を獲得した実績を持つ伊藤は25戦23勝(12KO)1敗1分。