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WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の拳四朗(26=BMB)に挑戦する同級1位のガニガン・ロペス(36=メキシコ)が21日、都内のジムで練習を公開。18日(金)に来日したロペスは、飛行機のトラブルによりメキシコの空港で7時間近く待たされ、疲れがいまだに残っているとして軽めの練習に終始した。
試合は、WBA(世界ボクシング協会)バンタム級王座に挑戦する井上尚弥(大橋)とのダブル世界として25日(金)の東京・大田区総合体育館で開催され、当日午後7時57分からフジテレビ系列で全国放送される。
試合は、WBA(世界ボクシング協会)バンタム級王座に挑戦する井上尚弥(大橋)とのダブル世界として25日(金)の東京・大田区総合体育館で開催され、当日午後7時57分からフジテレビ系列で全国放送される。
今回は兄のガウロ氏(左)も同行
昨年5月に拳四朗と対戦し2-0の判定負けで王座から陥落。約1年ぶりの再戦でタイトル奪還を目指すロペスは、練習前の会見で「このチャンスをずっと待っていた。拳四朗はスピードのある選手だが、良い距離を取って戦いたい。完全決着? もちろんKOで勝ちたい。私にとって良い夜になってほしい」とコメント。前回は同行しなかった実兄でトレーナーのガウロ・ロペス氏も「失ったタイトルを取り戻すため、弟は修正すべき点を修正し一生懸命やってきた。以前よりもメンタルが強くなったよ」と期待を込め、今回は兄弟の結束を強調した。
疲れはあるが体重はすでにリミット
その後はメキシコで万全の準備をしてきたとして、ウォーミングアップから始まり、シャドーとパンチングボールを2ラウンドずつこなして公開練習を終了。キャリア15年のベテランは、視察に訪れた拳四朗の父・寺地永会長に手の内を見せることはなかった。
油断なく、おごりなくやるだけと寺地会長
報道陣に囲まれた寺地会長は、「ロペスの上手に惑わされず、前半からしっかりペースを握ることが重要」と気を引き締めながら、「拳四朗はまだまだこれからの選手だが、彼は今の力をキープするのが精一杯。足さえ止めなければパンチをもらうことはない。最低でも判定で勝つ」とV3防衛に自信を示した。
明日は都内のホテルで予備検診が行われ、両者は1年ぶりの対面をはたす。
明日は都内のホテルで予備検診が行われ、両者は1年ぶりの対面をはたす。