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[月間賞]2018.5.15

4試合連続月間賞の久我勇作「次もMVPを獲る!」

 15日、後楽園ホールで開催された「DANGAN212」では3月度の月間賞表彰式が行われ、最優秀選手賞に選ばれた日本スーパーバンタム級王者の久我勇作(ワタナベ)、敢闘賞のOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の大竹秀典(金子)、新鋭賞の日本女子アトム級初代王者の鈴木菜々江(シュウ)がリングに上がり、受賞の喜びと今後の抱負を語った。
MVPの久我勇作
 3月27日のチャンピオンカーニバルで指名挑戦者の小坂遼(真正)を圧巻の初回KOで下し、2度目の防衛に成功した久我は、7月27日に元OPBF同級王者の和氣慎吾(FLARE山上)とのV3戦が先日発表されたばかり。4試合連続の月間賞受賞を喜ぶと、「和氣戦に勝って世界に行く」と誓った。
敢闘賞は中年の星 大竹
 また、3月13日のV3戦で10位のブライアン・ロベターニャ(比)に10回TKO勝ちしたことが評価された大竹は、「7月で37歳になりますが、まだまだ伸びていると実感しているのでさらに成長していきたい」とコメント。
鈴木は7月に初防衛戦を予定
 最後に3月8日の王座決定戦で1位の葉月さな(YuKO)を判定で破り、涙の戴冠となった鈴木は「素晴らしい賞をもらい、嬉しいような申し訳ないような」と恐縮しながら、「7月に初防衛戦が決まったので、忙しくなければ足を運んでください」と次戦のアピールも忘れなかった。
久我に挑む和氣慎吾が乱入?
 表彰式終了後、久我だけがリングに残され、この日、チームメイトのセコンドで会場に訪れていた和氣が登壇。マイクを渡された和氣が「ただ一言、僕が勝って7月のMVPになります」と気を吐くと、久我も負けずに「世界チャンピオンになったら月間賞をもらう資格がなくなるので、最後のMVPを獲ります」と応酬し、2ヶ月後の対戦に向けがっちりと握手をかわした。

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