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約2年半ぶりに一夜限りの復帰戦を行う元世界3階級制覇王者の亀田興毅(31=協栄)が2日、都内の所属ジムで報道陣に練習を公開した。亀田は5日に後楽園ホールで開催される「TFC東京ファイトクラブ.2」で元WBC世界フライ級王者のポンサクレック・ウォンジョンカム(40=タイ)とスぺシャルマッチ8回戦で対戦する。この試合は日本ボクシングコミッション(JBC)の公式試合としては扱われないものの、前日計量も徹底され実戦形式に近い形で行われる。
好きだからこそ変えていきたい
練習前に会見を行った亀田は「これから頑張っているボクサーのため、ボクシング界を盛り上げていくために新時代を作っていかないといけない。ボクシングが楽しく伸び伸びと出来て、たくさんファイトマネーが稼げるようにしていきたい。みんなが手を取り合って、今の限られた中でどれだけボクシングを盛り上げられるか。僕はボクシング界の坂本龍馬になりたい」と熱く語った。
やはりボクシングは楽しい
これまでの減量方法も変えて、短い調整期間で効率的な練習が出来ているという亀田は「ブランクを埋められるぐらい仕上がった。現役時代以上のボクシングを見せる」と手応えを感じていた。
この試合でボクサー亀田興毅の幕をおろす
宿敵ポンサクレックに対し、「亀田家の運命を狂わされた相手。どうしても、もう一度拳を交えたかった。相手が何をしてきても同じ。試合に対する思いもパワーもレベルが違う。ボコボコにして試合を終わらせる」と久しぶりに亀田節を炸裂させた。
気合いのミット打ち
会見後には内田洋二トレーナーとの2ラウンドのミット打ちを披露。右ボディから返しの右フックを打ち込むと、威力のある右アッパーを突き上げ順調な調整ぶりを見せた。その後は4ラウンドのサンドバッグ打ちで練習を終えた。
2005年以来の後楽園ホール登場!
元WBC世界ライトフライ級王者のサマン・ソーチャトロン(タイ)とのノンタイトル戦以来、約13年ぶりに後楽園ホールのリングに上がる亀田。KO決着がつかない場合は、AbemaTVの視聴者による「視聴者投票」でどちらが優位に進めたか決めるが、「投票させるまでもない」とバッサリ。約8年ぶりに対戦する因縁の相手に戦闘モードに入っていた。