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[試合後会見]2018.4.17

小浦翼のV2戦は初回にまさかの展開!

 OPBF東洋太平洋ミニマム級王者の小浦翼(23=E&Jカシアス)が17日、後楽園ホールで開催された「DANGAN211」のメインイベントで同級13位の田中教仁(33=三迫)を迎えて2度目の防衛戦に臨んだ。23歳の王者と33歳の挑戦者による一戦は、初回に大きな山場が訪れた。
小浦が逆転KO勝ち!
 ジャブの刺し合いでスタートした試合は、復帰4戦目でタイトル挑戦のチャンスを掴んだ田中が、右を思い切って振り抜き小浦を脅かした。すると小浦も田中の打ち終わりを狙ってパンチをまとめるが、初回終了間際に右を返されダウン。以降、田中の踏み込みを警戒してかリズムに乗れず、4回にもコーナーに詰められピンチに陥り、この回までの途中採点をジャッジ3者38-37で挑戦者にリードを許した。小浦は、5回にジャブから組み立て打ち下ろしの右で効かせると、ロープに詰めて怒涛の連打。防戦一方になった田中は崩れ落ちるようにダウンした。ダメージの深さを考慮したレフェリーがノーカウントで止めた。
世界戦前に良い経験になった
 2度目の防衛に成功した小浦は「最初にもらったダウンはフラッシュダウン。ビックリしたが焦りはなかった。油断しましたね」とプロ、アマ通じて初めて喫したダウンに苦笑いを浮かべた。「相手は独特のリズムでジャブを伸ばしてきたが、3回からはしっかり見えていた。5回に相手が効いているのが分かったのでここで決めないとチャンスはないと一気に攻めた。チャンスをしっかり生かし切れたのは収穫。足を止めないこととパンチをまとめることがテーマだったので結果的には良かった」と自ら合格点を与えた。
 現在、3団体で世界ランク一桁台に入っている小浦は「日本人の世界王者がいるが、自分としては馴染みのあるWBAかWBCのベルトが欲しい。チャンスがあればタイに行っても良い」と21戦全勝(8KO)のWBA王者ノックアウトCPフレッシュマート、49戦全勝(17KO)のWBC王者ワンヒン・ミナヨーティンへの挑戦を希望した。
勝ちたかった…
 初回にダウンを奪いながらも「何も覚えていない」と試合後の控室で口を開いた田中は、最後のレフェリーストップに「まだやれたと思ったが、記憶にないということは効かされていたんでしょうね。手応えがあっただけに残念」と言葉少なくうなだれた。
 なお、三迫貴志会長はノーカウントのストップを日本ボクシングコミッションに抗議し検証をもとめ、田中には「反省点はあるがよくやった。チャンスはまた作る」と労った。
採点表

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