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OPBF東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチの前日計量が16日、都内の日本ボクシングコミッション事務局本部で行われ、王者の小浦翼(23=E&Jカシアス)と同級13位の田中教仁(33=三迫)が計量に臨んだ。試合は明日の後楽園ホールで開催される「DANGAN211」のメインイベントで行われる。無事に計量をパスした両者は試合への意気込みを口にした。
パンチをもらわないことが一番
これが2度目の防衛戦となる小浦は100gアンダーの47.5kgでパス。「相手は強引に入ってくると思うが、右のオーバーハンドに気をつけてチャンスがあれば倒したい。メインイベンターらしく盛り上げる」とコメント。
現在、ミニマム級にはIBF王者に京口紘人(ワタナベ)、WBO王者に山中竜也(真正)と2人の日本人世界王者がいるが、「やはり意識はする。昔から馴染みのあるWBAとWBCのベルトにも興味がある。焦りはないが、いつ世界戦のチャンスがきてもいいように、今回の試合をしっかりクリアする」と闘志を燃やした。
現在、ミニマム級にはIBF王者に京口紘人(ワタナベ)、WBO王者に山中竜也(真正)と2人の日本人世界王者がいるが、「やはり意識はする。昔から馴染みのあるWBAとWBCのベルトにも興味がある。焦りはないが、いつ世界戦のチャンスがきてもいいように、今回の試合をしっかりクリアする」と闘志を燃やした。
地元板橋区にベルトを持ち帰る
一方、2度目のタイトル挑戦となる田中は、リミットちょうどの47.5kgで合格した。「自分が思っていた以上に早くチャンスが来た。相手はスピーディーな選手でアウトボクシングをされるかもしれないが、向かってきてくれたらそこがチャンス」と拳を握った。
復帰4戦目でタイトル戦
2011年4月には当時日本王者だった八重樫東(大橋)に挑戦するも判定で敗れた田中。世界3階級制覇王者の八重樫を「もうスーパースターですから」と笑顔を見せるも、刺激になっていると語った。一度はボクシングから離れたが、ジムを移籍して再スタートを切った田中は「やりたくてずっとウズウズしていた。やり切らないと次のステージに進めない」と昨年2月に約5年ぶりに復帰した。「昔と比べて冷静にボクシングが出来るようになった。相手は強い選手なので肌で感じながら戦いたい」と必勝を誓った。