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WBC(世界ボクシング評議会)フェザー級王者ゲイリー・ラッセル(29=米)と、1位のジョセフ・ディアス(25=米)がタイトルマッチで拳を交えることに合意した。両陣営はWBCから対戦指令を受けており、交渉が不調が終わった場合は興行権入札が予定されていた。試合は5月19日か6月30日が有力とみられている。ラッセルにとっては3度目の防衛戦となる。
ラッセルは08年北京五輪バンタム級米国代表だったが、コンディション不良のため直前になって出場を断念。翌09年1月にプロに転向した。スピードを生かしたサウスポーのボクサーファイターで、戦績は29戦28勝(17KO)1敗。この敗北はワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に判定で敗れたもので、以後は4連勝(3KO)を収めている。
対するディアスは12年ロンドン五輪バンタム級代表で、12年12月にプロデビュー後は26戦全勝(14KO)をマークしている。五輪出場の経験を持つサウスポー同士の対決となる。開催地は決まっていないが、試合は5月19日か6月30日が候補として挙がっている。