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元WBA(世界ボクシング協会)ヘビー級暫定王者で現WBC(世界ボクシング評議会)同級3位のルイス・オルティス(38=キューバ/米)は3月3日(日本時間4日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターでWBC王者デオンタイ・ワイルダー(32=米)に挑む。「3回前後でオルティスをKOする」と吠えるワイルダーに対し、オルティスは「下らないお喋りにはうんざりだ。私は強くて多くの経験がある」とやり返している。
ルイス・オルティス
6連続KO防衛を含め39戦全勝(38KO)、97パーセントのKO率を誇るワイルダーと、30戦28勝(24KO)2無効試合の戦績を誇るサウスポーのオルティス。これぞヘビー級というカードだ。ワイルダーはことあるごとに「私は今年33歳になるし、3に縁がある。だから今度も3回前後でKOする」と豪語している。これに対し比較的静かだったオルティスだが、ここに来てメディアを通じて反論を始めている。米国フロリダ州マイアミでトレーニング中のオルティスは「ワイルダーは喋り過ぎだ。あのお喋りは騒音でしかない。彼は私をKOすると言っているが、お手並み拝見といきたいね。これまで彼が戦ってきた相手と私は違う。10歳のときから戦ってきたので、タフで多くの経験があるんだ。私は家族のために戦っているんだ。彼はそれを思い知ることになるだろう」とやり返している。7対4というオッズ同様、舌戦もやや王者有利といったところだが、はたして本番はどうなるのか。