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明日8日、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」では、日本ライト級王者の吉野修一郎(26=三迫)対同級1位の斉藤正樹(32=TEAM10COUNT)のチャンピオンカーニバル(指名試合戦)がメインにセット。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、両者とも規定の61.2kgを一発でクリアした。
アマチュア124戦のキャリアを引っ提げ2年前にB級デビューをはたした吉野は、昨年10月の王座決定戦を制しプロ6戦目でタイトルを獲得。今回が初防衛戦となる。天性のパンチ力に加え、アマチュアで培ったテクニックを持って世界が期待される逸材だ。
アマチュア124戦のキャリアを引っ提げ2年前にB級デビューをはたした吉野は、昨年10月の王座決定戦を制しプロ6戦目でタイトルを獲得。今回が初防衛戦となる。天性のパンチ力に加え、アマチュアで培ったテクニックを持って世界が期待される逸材だ。
このベルトは誰にも渡さないと吉野
リミットで計量をパスした吉野は、まずは安堵の表情を浮かべると「スパーリングは全部で100ラウンド近くこなしてきた。やるべきことはすべてやってきたので、後はしっかりリカバリーをして当日を迎えるだけ」と臨戦態勢にスイッチ。鬼門の初防衛戦にも「いつも通り平常心。とりあえず楽しみたい」と笑顔で口にした。
自身より身長で7cm上回る相手だが、ウェルター級で戦ってきた吉野は長身選手も経験済み。「自然の流れで倒せたら。印象に残る試合をして2月の月間賞とチャンカンでMVPを獲りたい」とダブル受賞を目標に掲げた。
自身より身長で7cm上回る相手だが、ウェルター級で戦ってきた吉野は長身選手も経験済み。「自然の流れで倒せたら。印象に残る試合をして2月の月間賞とチャンカンでMVPを獲りたい」とダブル受賞を目標に掲げた。
明日は集大成のリング
対し、デビュー13年目にしてタイトル初挑戦の斉藤は100gアンダーの61.1kgで秤を降りると、落ち着いた口調で「気負いもなく普段と特に変わらない。ここであがいても意味がないし、練習でやってきたことしか試合では出ない」と良い意味で開き直っていた。勝ち負けを繰り返しようやくここまで辿り着いただけに、明日の挑戦を「集大成」と位置づけた。
明日は奥さんと子供、それに地元や仕事の関係者が180人ほど応援に駆けつけるらしく、最後に「判定でもKOでもとにかくベルトを巻いた姿を見せたい。(鳥海純)会長とタッグを組んで6年、培ったものが全部出せれば自ずと結果はついてくる」と闘志を燃やした。
明日は奥さんと子供、それに地元や仕事の関係者が180人ほど応援に駆けつけるらしく、最後に「判定でもKOでもとにかくベルトを巻いた姿を見せたい。(鳥海純)会長とタッグを組んで6年、培ったものが全部出せれば自ずと結果はついてくる」と闘志を燃やした。
新旧対決の行方は
チャンピオンカーニバルのMVP候補の呼び声が高いアマエリートの吉野と、その牙城に挑む苦労人斉藤の新旧対決。対照的な二人の勝負の行方に注目だ!
谷口とタダイはリミットの48.9kgでパス
また、この日の前座で行われるライトフライ級8回戦には昨年、日本、東洋太平洋とタイトル獲得に失敗した谷口将隆(24=ワタナベ)が出場。フィリピンのレイマーク・タダイを迎え12戦目を行う。同時期にプロ入りした同門の京口紘人は昨年7月にプロ8戦目でのIBF世界ミニマム級王座を戴冠。大晦日には初防衛戦をクリアし、谷口とは差が開いてしまった。本人もタイトルを獲るために必要な「何がなんでも勝つというメンタルが足りなかった」と話し、明日の試合は上を目指す戦いをしたいと誓った。