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[試合後会見]2018.2.3

尾川堅一の後継者、序盤にまさかのダウン!

 日本スーパーフェザー級王者の末吉大(27=帝拳)が指名挑戦者の大里拳(23=大鵬)を迎え、3日の後楽園ホールで初防衛戦に臨んだ。ともに長身から繰り出す左ジャブを起点に組み立てる右ボクサーファイター同士の一戦は、大里が積極的にジャブ、ワンツーで仕掛けスタート。立ち上がりは距離の長いパンチを何発かもらった末吉だが、すぐに大里の打ち終わりにカウンターを取り譲らず。チャンピオンカーニバル開幕にふさわしい熱戦となったが、3回に一瞬油断した末吉がまさかのダウンを喫した。
ここから強さを見せた末吉
 2回に入ると末吉が先にジャブを当て大里のプレスを阻んだが、3回にバックステップでパンチを避けたところに大里の右が伸び、これが顎に入り王者がダウン。リズムを崩した末吉は、続く回も勢いづく大里の右を浴びピンチとなった。しかし、ジャブで立て直しを図ると右ストレートからショートのコンビネーションでポイントを稼ぎ、5回終了時の途中採点はジャッジ3者の48-46でリードした。
最後は有効打によるレフェリーストップ
 被弾の多い大里は左目上が腫れ上がりながらも懸命に追うが、迎撃体勢に入った王者の懐は深く、スピードでも差が開いてしまう。終盤はほぼ完全に左目が塞がり、挑戦者は気持ちだけは前を向くも劣勢は明らかだった。すると8回、右ストレートで内出血した箇所が切れたところで2度目のドクターチェックが入り、レフェリーは続行不能と判断。ジムの先輩でもある尾川堅一が返上した王座を昨年10月の決定戦を制して引き継いだ末吉が8回TKO勝ちを飾り、初防衛に成功した。
今日の出来は50点と反省
 試合後は一瞬ホッとした顔を見せた末吉だが、すぐに「ダウンは自分の不注意。前半もジャブが足りなかった」と反省。それでも「焦りはなく、最後のラウンドを含め後半はいいところが出た」と喜び、今後は圧倒的な強さを誇るチャンピオンを目指すと誓った。
まだまだ弱いと大里
 一方、敵地ながら善戦した大里は、医務室で14針を縫ってから会見に応じた。「早い回にダウンを奪ったことで攻め方が雑になった」と試合を振り返る大鵬健文会長を横に、大里も「倒したあとの余裕がなかった。気持ちも技術もパワーもまだまだ足りない。自分の弱さが出た」と敗戦の弁。それでも唇を噛みながら「ここから這い上がります」と前を向いた。初のタイトル挑戦は失敗したが、課題を克服していけば必ずやベルトに手が届くはず。ここからの復活に期待したい。

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