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クルーザー級のWBC(世界ボクシング評議会)王者マイリス・ブリエディス(32=ラトビア)対WBO(世界ボクシング機構)王者オレクサンデル・ウシク(30=ウクライナ)の王座統一戦は来年1月27日、ラトビアの首都ラガで行われる。試合を1ヵ月後に控えた28日、両王者がリガで会見に臨んだ。9対2のオッズで有利とみられているウシクは「ブリエディスの持つベルトが欲しい」と2冠に意欲をみせている。
オレクサンデル・ウシク
サウスポーのウシクは12年ロンドン五輪ヘビー級金メダルを手土産にプロに転向し、昨年9月に現王座を獲得した。ブリエディスとの統一戦は4度目の防衛戦でもある。13戦全勝(11KO)。そのウシクは「ブリエディスが優れた選手だということは知っているが、彼の持つベルトが欲しい。ふたりの世界王者の戦いは素晴らしいものになるだろう」と好試合を約束している。
これに対しラトビア初の世界王者でもあるブリエディスは「ウシクはアマチュアでもプロでも優れた実績を残している選手なので私にとって難しい試合になるだろうが、勝つために必要なことを備えていると信じている」と、こちらも自信を口にしている。23戦全勝(18KO)。
この試合は賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」の準決勝でもある。8選手がエントリーして行われたクルーザー級準々決勝は4試合とも世界王者が勝っており、準決勝は2試合とも王座統一戦となる。もう1試合はWBA(世界ボクシング協会)王者ジュニエル・ドルティコス(キューバ/米)対IBF(国際ボクシング連盟)王者ムラト・ガシエフ(露)で、試合は来年2月3日、ロシアで行われる。