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30日(土)に横浜文化体育館でWBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王座の2度目の防衛戦に臨む拳四朗(25=BMB)と、その挑戦者で同級11位のヒルベルト・ペドロサ(25=パナマ)が27日、都内のホテルで予備検診を行い、ともに異常なしと診断された。
初顔合わで握手を交わした両者は互いの印象についてコメントし、拳四朗が「(157pのペドロサは)前の相手より小っちゃい。いつもよりやりやすいと思う」とすれば、ペドロサも「良い選手だがプレッシャーは感じない」と応酬。笑顔のなかにも静かな闘志を燃やした。
初顔合わで握手を交わした両者は互いの印象についてコメントし、拳四朗が「(157pのペドロサは)前の相手より小っちゃい。いつもよりやりやすいと思う」とすれば、ペドロサも「良い選手だがプレッシャーは感じない」と応酬。笑顔のなかにも静かな闘志を燃やした。
挑戦者の挑発にはのらない
検診後の会見で父の寺地永会長は、ファイタータイプの挑戦者について「来ると分かっていればジャブは前より当たるはず」と生命線の左ジャブが生きると予想。拳四朗もコンディションの良さをアピールすると、自分を差し置きWBA王者の田口良一(ワタナベ)との統一戦を目標に掲げたペドロサに対し、「ナンボでも好きに言えばいい。勝つのは自分だから気にならない」と一蹴した。そんなことより、拳四朗は自分の試合が生で放送されるかの方が大事。今回は初めてライブ中継することが決まり、「これで一気に有名になりたい」とテンションを上げていた。
拳四朗に威圧感はない!
一方、フリオ・セサール・アルチベルトトレーナーと会見に臨んだペドロサは、「これまでも対戦者のほとんどが自分より身長が高かった。パナマでも対策を練ってきたので、むしろそっちの方がやりやすい。試合でハッキリするよ」と自信満々に答えた。アルチベルト氏も「ケンシロウはグレートなチャンプだが、ハングリーさではアマチュアの頃から見ているペドロサに敵わない。虎のように狙った獲物を捕まえるだろう」と話すと、ペドロサと「最強は誰だ!」、「エルカシーケ(スペイン語で族長の意)!」と掛け合いを繰り返し、気合いを入れた。
生放送はテンションが上がる!
WBC世界Lフライ級タイトルマッチ
■予備検診結果
王者 拳四朗
身長:164.1cm
首周:34.0cm
胸囲:84.5cm
リーチ:164.0cm
血圧:118/79mm/Hg
脈拍:55/min
体温:36.2℃
■予備検診結果
王者 拳四朗
身長:164.1cm
首周:34.0cm
胸囲:84.5cm
リーチ:164.0cm
血圧:118/79mm/Hg
脈拍:55/min
体温:36.2℃
勝のは自分と自信満々のペドロサ
同級11位ヒルベルト・ペドロサ
身長:157.1cm
首周:35.0cm
胸囲:85.0cm
リーチ:159.0cm
血圧:142/80mm/Hg
脈拍:47/min
体温:36.9℃
身長:157.1cm
首周:35.0cm
胸囲:85.0cm
リーチ:159.0cm
血圧:142/80mm/Hg
脈拍:47/min
体温:36.9℃