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WBC(世界ボクシング評議会)フライ級王者の比嘉大吾(22=白井・具志堅)が2度目の防衛戦で沖縄に凱旋することが決定! 26日に都内のホテルで会見が開かれ、比嘉は2月4日(日)に那覇市内の沖縄県立武道館で元2階級制覇王者の同級10位モイセス・フエンテス(30=メキシコ)を迎えることになった。フエンテスはWBOミニマム級、同ライトフライ級(暫定)で世界王座に就き、昨年の大晦日に田中恒成(畑中)と空位のWBO王座を争い、5回TKO負けで王座獲得に失敗。今回がフライ級に上げての2戦目となる。
沖縄を元気にしたいと具志堅会長
14年のデビューから全勝全KOをマークする比嘉は、次戦で元WBC世界スーパーライト級王者の浜田剛史氏が持つ「15」連続KO記録に並ぶことが目標。その舞台がプロ初の故郷・沖縄となったからには燃えないわけがない。
昨年 田中と王座を争ったフエンテス
「来たなという感じ。地元の人たちに見てもらえることが嬉しい」と喜び、37年前に沖縄でV14が阻止された元WBC世界ライトフライ級王者の具志堅用高会長も「沖縄を元気にしたい。地元だけに盛り上がるなかでのコンディション作りは難しいが、テンションを上げすぎす大吾を戦う状態に持っていきたい」と目を細めた。
プレッシャーはないと比嘉
比嘉は一昨日まで鹿児島県徳之島で二週間のキャンプを行い、実戦練習前の準備は万全。これから正月返上で本格的なトレーニングに移行する。「プレッシャーは世界挑戦の時の方があった。地元だからといって変な気負いはない」と頼もしいばかりの比嘉は、「2018も無敗でいく。まずは浜田さんに並び、その次で記録を更新する。フエンテスは弱い選手じゃないが、田中選手が5ラウンドで勝ったのなら僕はもっと速いラウンドで」と気合いを入れた。
まずは偉大な記録に並ぶ!
2月の沖縄ではプロ野球のキャンプもスタートし、今年は比嘉の世界戦とあわせ注目度は抜群。2018年のスポーツ界を沖縄から盛り上げていく!