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WBA世界フェザー級13位の大沢宏晋(ロマンサジャパン)が24日、大阪帝拳ジム主催の「ドラマチックボクシング74」のセミファイナルで、WBA世界スーパーバンタム級12位のアレクサンダー・メヒア(ニカラグア)とフェザー級10回戦で拳を交えた。再び世界を目指すためにリングに上がり続けている大沢は、勝ち星の取りこぼしは許されない。2017年の打ち納めは世界ランカーが相手の覚悟のリングとなった。
最後は競り勝った大沢
試合は、アマチュア戦績豊富なメヒアが大沢との距離を潰し有利に試合を進めた。開始からメヒアはワンツーから前進すると大沢との距離を潰し左右のフックを上下に打ち分けた。大沢はバックステップで距離を作りワンツーを放つが、攻撃を続けることが出来ず後手に回った。後半、ようやくメヒアのボクシングを足で攻略した大沢が(2-0)の判定でからくも競り勝った。
もう一度世界戦がしたい
試合後、大沢は「ビデオで見ていたら正統派のボクシングをしていたのでその練習をしていたが、思いもよらず接近戦になって最初は合わせるのが大変でした。やはり世界ランカーは違いましたね。課題も見せたので、しっかりとこの課題を克服する練習をしていきます」と、薄氷の勝利に安堵の表情を見せた。
悔しいとメヒア
一方、悔しい敗戦にメヒアは「悔しい。自分のボクシングは10ラウンド貫けたと思う。判定には納得いかないが仕方ない。これからも世界を目指して頑張るので日本の皆様も私を覚えておいてほしい」と唇をかんだ。