アンカハスのV4戦 正式決定

　IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(25=比)の4度目の防衛戦が来年2月3日、同級9位のイスラエル・ゴンサレス(メキシコ)を相手に米国テキサス州コーパスクリスティのアメリカン・バンク・センターで行われることが正式決定し、イベントをプロモートするトップランク社から発表された。この日はヒルベルト・ラミレス(26=メキシコ)対ハビブ・アーメド(ガーナ)のWBO(世界ボクシング機構)スーパーミドル級タイトルマッチとのダブル世界戦となる。

　アンカハスは今年1月、7月、11月と3連続KO防衛を果たし、来春にはWBO王者の井上尚弥(大橋)やWBA(世界ボクシング協会)王者カリド・ヤファイ(英)との統一戦も期待されていた。しかし、提携するトップランク社のもとで2月3日に防衛戦を行うことになった。サウスポーのアンカハスは28戦26勝(18KO)1敗1分、ゴンサレスは22戦21勝(8KO)1敗。
　WBOスーパーミドル級王者のラミレスは3度目の防衛戦となる。戴冠試合と2度の防衛戦を含め、このところ6試合連続でKOを逃しているサウスポーのラミレスは36戦全勝(24KO)、WBO4位にランクされるアーメドは26戦25勝(17KO)1分。