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08年新人王戦以来のライバル同士、日本スーパーライト級王者の麻生興一(31=三迫)と同級6位の細川バレンタイン(36=角海老宝石)が明日14日、後楽園ホールで激突する。その前日計量が13日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、麻生が200gアンダーの63.3s、ナチュラルウェイトの細川が63.2sでパスした。
細川さんと良い試合を見せると麻生
新人王戦以降、プライベートでも仲の良く互いの手の内は分かりきった間柄だ。計量後、細川が「真っ向から打ち合うだけ。コウイチには逃げていたら勝てない」と口火を切れば、麻生も「フィジカルや瞬発力は細川さんの方が上。泥臭くてもいい、全力でやるだけ」と言葉を返しガッチリと握手。明日の健闘を誓い合った。
スゲー試合になるよと細川
外資系銀行のエリート金融マンの顔を持つ細川は、今回が3度目の日本王座挑戦。これまで仕事の忙しさを言い訳にせずボクシングに打ち込んできたが、36歳となった今、流石に両立は厳しくなりこれをラストチャンスと捉えている。その舞台で最大限にリスペクトする麻生に挑むことは細川にとって最大の喜びであり、麻生を超えることでボクシング人生にひとつの答えを出そうとしているようだ。はたしてドラマの結末は――。
力を出し切るのがライバルへの礼儀