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日本人ボクサーとしては、三原正氏以来36年ぶりに米国で世界王座奪取に成功したIBF世界スーパーフェザー級新チャンピオン尾川堅一(帝拳)が12日、凱旋帰国した。「おめでとうございます」と集まった報道陣から声を掛けられた尾川は満面の笑みを浮かべて真っ赤なベルトを披露した。英語の勝ち名乗りの「オガワ」で勝ちを確信したと話した新チャンピオンは、世界戦に勝ったことよりも試合に勝ったことに嬉しさを感じたという。「ホッとした。安心感が強かった」と大仕事を振り返った。「これでようやくスタートに立った。来年一年を世界チャンピオンとして迎えられるので、年に3,4試合したい。ベガスでも試合をしたので、次の試合は日本でも(米国でも)どっちでもいい。防衛することが大事。来年は全勝全KOしたい」と2018年の抱負を語ると「長男にはベルトを(テレビ電話)で見せたら『おーかっこいい』と言っていたので早く見せてあげたい」と家族との再会を楽しみにした。