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現地時間の9日夜、日本時間の10日朝に同時間帯で行われた尾川堅一(帝拳)の世界王座初挑戦、IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ(ラスベガス)とワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)対ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)による前代未聞の五輪連覇者対決、WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ(ニューヨーク)。このWOWOWエキサイトマッチの中継収録後、東京・江東区のスタジオでWBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)が、囲み会見を行った。
村田諒太
ニューヨークでの一戦を解説していた村田は尾川の試合観戦には9回から移れた。ロマチェンコ対リゴンドーについては「ロマチェンコの圧勝だった。体格差があったらなかったらというのは、特に考えることだと思わないが、ひとつ言えるのは、体格差があったからではなく、ロマチェンコだからこその圧勝だった。初回だけはリゴンドーが取ったかとも思った」とコメント。
尾川については、会見中に試合中継が始まったのを観ながら「前半にジャブの付き合いで上回ったのが、そのあとのスピード勝負で上回ることにもつながったと思う」と分析し、「“日本タイトルマッチのほうが緊張する”って言っていたことが嘘じゃないことを試合で証明した。もうラスベガスに住んじゃえばいいのに」と村田節ともいえるユーモラスなアドバイスで締めくくった。