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明日の後楽園ホールで開催される「Earnest Efforts.6&Mega Fight57」のメインイベント、日本フライ級タイトルマッチの前日計量が9日、都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、王者の黒田雅之(31=川崎新田)と同級6位の松山真虎(28=ワタナベ)が会場に姿を現した。
自他ともに認める試合をする
前戦、粉川拓也(宮田)に競り勝ち暫定王者から正規王者となった黒田は100gアンダーの50.7kgでパス。「体調はバッチリです。接近戦での攻防と頭の位置に気を付けること。それが相手の対策になる。世界にいくためにはどんな試合も勝って行かないといけない」と意気込むと、「今はボクシングが楽しいし成長も実感している。明日はお客さんが楽しめる試合をしたい」と拳を握った。
奇跡を起こす!
一方、フライ級での試合は久しぶりだという松山はリミットちょうどの50.8kgでクリア。秤から降りると安堵の表情を浮かべた。「この試合のために仕事を休んで練習してきた。やることはやってきたので、あとはどこまで通用するか」と静かに闘志を燃やした。