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IBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級3位の近藤明広(32=一力)は4日(日本時間5日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで1位のセルゲイ・リピネッツ(28=カザフスタン/露/米)とIBF同級王座決定戦に臨む。試合前日の3日、同地で計量が行われ、近藤が139.5ポンド(約63.2キロ)、リピネッツが139.7ポンド(約63.3キロ)でパスした。
※リピネッツ対近藤、メインのデオンタイ・ワイルダー(32=米)対バーメイン・スティバーン(39=ハイチ/米)のWBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級タイトルマッチは5日(日)午前10時からWOWOWメンバーズ・オンデマンドで生配信の予定
IBFのスーパーライト級王座はテレンス・クロフォード(米)が8月に返上して空位になったもので、指名挑戦権を持つリピネッツと3位の近藤が拳を交えることになったもの。リピネッツは12戦全勝(10KO)。近藤は36戦29勝(16KO)6敗1分。37戦目にして東京・後楽園ホール以外で初の試合となる。オッズは依然として25対1でリピネッツ有利と出ている。
メインカードのWBCヘビー級タイトルマッチは、V6を目指すワイルダーが220.7ポンド(約100.1キロ)と軽めに仕上げたのに対し、15年1月以来の返り咲きと雪辱を狙うスティバーンは254.7ポンド(約115.5キロ)だった。15年1月に行われた両者の初戦はワイルダーが219ポンド(約99.3キロ)、スティバーンは239ポンド(約108.4キロ)だった。前回よりも15.7ポンド(約7.1キロ)も重い体が吉と出るか凶と出るか。16対1で有利と見られているワイルダーは38戦全勝(37KO)、2年ぶりのリングとなるスティバーンは28戦25勝(21KO)2敗1分。