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ヘビー級のWBA(世界ボクシング協会)スーパー王座とIBF(国際ボクシング連盟)王座を保持するアンソニー・ジョシュア(28=英)は27日、IBF3位の挑戦者カルロス・タカム(36=カメルーン/仏)とともに計量に臨み、プロ20戦で自身最重量の254.2ポンド(約115.3キロ)を計測した。試合は28日(日本時間29日)、英国カーディフのプリンシパリティ・スタジアムで行われる。
115.3キロを計測したジョシュア
ジョシュアは13年10月のプロデビュー戦では230.7ポンド(約104.6キロ)だったが、この4年半で10キロ以上も増量したことになる。今回の115.3キロは、昨年4月にチャールズ・マーティン(米)を2回KOで下した戴冠試合のときよりも10ポンド(約4.5キロ)重く、今年4月のウラジミール・クリチコ(ウクライナ)戦よりも4ポンド(約1.8キロ)重い。スピードとパワーを兼ね備えているジョシュアだが、スピードの面で影響が懸念される。一方のタカムは235.5ポンド(約106.8キロ)で計量を終えた。こちらは近年では最軽量で、直近となる今年6月の試合よりも7ポンド(約3.1キロ)軽い体重だった。4度目の防衛を狙うジョシュアが19戦全KO勝ち、タカムは39戦35勝(27KO)3敗1分。
前座に出場するWBAスーパーフライ級王者カリド・ヤファイ(英)、挑戦者の石田匠(井岡)も、ともにリミット内で計量をパスしている。