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前日本スーパーライト級王者の岡田博喜(27=角海老宝石)が12月19日(火)、後楽園ホールで開催される「SLUGFEST.2」のメインで空位のWBO(世界ボクシング機構)アジアパシフィック同級王座を同級1位のジェイソン・パガラ(29=比)と争うことが分かった。同タイトルは初代王者の近藤明広(一力)が来月5日、米ニューヨークでIBF世界同級王座決定戦に出場するために返上したもの。
前回6月のチャベス戦
ボクサーとして恵まれた体格を持つ岡田は、14年3月に空位の日本王座を獲得後、安定感のあるファイトで昨年11月までに6度の防衛に成功。ステップアップを図り同月末に王座を返上し、今年は3月、6月とフィリピンファイターを相手に2戦続けてノンタイトル戦を行い快勝した。世界ランクもWBC14位、IBF9位、WBO7位と上げ、勝てばWBO王座挑戦にグッと近づく地域タイトル獲得のチャンスを得た。戦績は16戦全勝(11KO)。
日本での試合は今回が初
一方、パガラは戦績43戦40勝(25KO)2敗1分と豊富なキャリアを持ち、WBOでは世界ランク1位まで登りつめたこともある実力者。アジアでは圧倒的な戦闘力を誇り、岡田が世界に飛躍するためには、避けることのできない相手の一人と言える。ちなみに弟はスーパーバンタム級、フェザー級で世界ランク入りするアルバート・パガラ(23)。