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11月4日(日本時間5日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで拳を交えるWBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(32=米)と前王者バーメイン・スティバーン(38=ハイチ/米)が24日、会見を行った。両者は15年1月に今回とは逆の立場で対戦してワイルダーが12回判定勝ちを収めている。再戦を前にワイルダーは「スティバーンに負けたら引退する」と話した。
バーメイン・スティバーン
1年10ヵ月前の試合では勝負が判定まで長引いたが、大差でワイルダーが勝利を収めた。38戦全勝(37KO)のレコードのワイルダーのレコードのなかで唯一の判定決着がそのスティバーン戦だった。以後、ワイルダーは5連続KO防衛を果たしている。「もしもスティバーンに負けるようならば私は引退して他の道を探るよ。私は単に記録だけでなく、自分がベストであることを証明したいんだ」とV6に強い意欲をみせた。これに対し雪辱と返り咲きを狙うスティバーンは「ワイルダーとの初戦時、私の体調は最悪だったんだ。今度は準備ができている」と話した。15年11月以来の試合となるスティバーンは28戦25勝(21KO)2敗1分。オッズは20対1でワイルダー有利と出ている。前座では近藤明広(一力)がセルゲイ・リピネッツ(カザフスタン/露)とIBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級王座決定戦を行うことになっている。