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WBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(31=米)は11月4日、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで元WBA(世界ボクシング協会)暫定王者ルイス・オルティス(38=キューバ/米)の挑戦を受けるが、その一戦を「ヘビー級王座統一への第一歩」と位置づけている。一方のオルティスは「彼は強打者だが、私も強打者だ」と自信をみせている。
6連続KO防衛を狙うワイルダー
38戦全勝(37KO)という驚異的なレコードを誇るワイルダーは、この試合が6度目の防衛戦になる。「長いこと望んでいたオルティスとの試合が実現する。私たちが同じリングに入るのだから、ものすごい試合になるはずだ。これは王座統一に向けた第一歩でもある。ヘビー級の醍醐味はKOだよ」とワイルダーは息巻いている。これに対しサウスポーの技巧派強打者のオルティスは「彼はいろんなことを言うけれど、それはどうでもいい。私は彼のことをリスペクトしているし、彼が強打者であることも知っている。でも、私も強打者だ。すごい試合になるだろうね。11月4日、バークレイズ・センターの戦いが待ち遠しいよ」と話している。29戦27勝(23KO)2無効試合。オッズは11対8でワイルダー有利と出ている。
なお、前座ではセルゲイ・リピネッツ(カザフスタン/露)対近藤明広(一力)のIBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級王座決定戦が組まれている。