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日本スーパーウェルター級王者の井上岳志(27=ワールドスポーツ)が11月10日の後楽園ホールで、ラーチャシー・シットサイトーン(32=タイ)が保持するOPBF東洋太平洋同級王座にアタック、同時に空位のWBOアジア・パシフィック王座が懸けられ、試合は2冠戦として行われることになった。
井上は4月に無敗のまま日本王座を獲得し、8月には指名挑戦者の長濱陸(白井・具志堅)を8回TKOで下して初防衛に成功。現在はIBF世界同級15位にランクされる。
井上は4月に無敗のまま日本王座を獲得し、8月には指名挑戦者の長濱陸(白井・具志堅)を8回TKOで下して初防衛に成功。現在はIBF世界同級15位にランクされる。
4/22 大石豊vsラーチャシー
一方、ラーチャシーは4月に大石豊(井岡弘樹)を12回TKOで破り王座を獲得し、7月にはジャンボおだ信長本屋ペタジーニ(六島)を11回TKOで退け初防衛に成功。井上と同じIBFで13位にもランクされている。
9勝7KOと高いKO率を誇る王者に挑む井上だが、勝てばアジア3冠とともにIBFに続くWBO入りのチャンス。アジア最強の称号を手に入れ、世界への足がかりを掴みたい。
9勝7KOと高いKO率を誇る王者に挑む井上だが、勝てばアジア3冠とともにIBFに続くWBO入りのチャンス。アジア最強の称号を手に入れ、世界への足がかりを掴みたい。
右:松山は日本王座初挑戦
また、同じリングでは日本フライ級王者の黒田雅之(31=川崎新田)が同級6位の松山真虎(28=ワタナベ)を迎えての初防衛戦、前IBF女子世界ライトフライ級王者の柴田直子(36=ワールドスポーツ)と前IBF女子世界ミニフライ級王者の多田悦子(36=真正)が争うWBO女子アジアパシフィック・ミニフライ級王座決定戦もセットされた。
元世界王者同士による地域王座戦