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WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者ミゲール・ベルチェル(25=メキシコ)対元王者で現1位の三浦隆司(33=帝拳)の12回戦は15日(日本時間16日)、米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで行われる。両選手は14日、前日計量に臨み、ともに129.2ポンド(約58.6キロ)で問題なく規定体重をクリアした。
※ベルチェル対三浦は16日(日)午前11時からWOWOWライブ・チャンネルで生中継の予定。ゲスト解説は村田諒太(31=帝拳)。
コラレスvsカステジャノス
15日のイベントはスーパーフェザー級のダブル世界戦となっており、セミ格では内山高志(ワタナベ)に連勝したWBAスーパー王者ジェスレル・コラレス(パナマ)がロビンソン・カステジャノス(メキシコ)を相手に2度目の防衛戦に臨む。メインより先に行われた計量ではコラレスが129.6ポンド(約58.7キロ)、カステジャノスが129.4ポンド(約58.6キロ)だった。計量後、両者は向かい合ってポーズをとったが、ともに白い歯をみせるなど友好ムードだった。戦績はコラレスが23戦21勝(8KO)1敗1無効試合、カステジャノスが36戦24勝(14KO)12敗。オッズは7対1でコラレス有利と出ている。
三浦の隣にはゴンサレスも
続いて行われた計量では「メキシカン・エクスキュッシュナー(メキシコ人の死刑執行人)」と紹介された三浦が、帝拳のチームメートでもある4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)とともに登場。王者よりも先にスケールに載り、129.2ポンド(約58.6キロ)とアナウンスされた。続いてベルチェルが秤に載り、こちらも129.2ポンドだった。両者はフェイスオフ(睨み合い)で10秒ほど目を合わせたが、ベルチェルが先に引き揚げた。
ベルチェルvs三浦 フェイスオフ
三浦は帝拳ジムのホームページで「だんだん気持ちが高ぶってきた。明日が楽しみ。(ベルチェルも)しっかり仕上げてきているという感じを受けた。ローマン(ゴンサレス)が来てくれて嬉しい。いてくれるだけで心強い。明日は必ず勝つ。そのうえで良い試合ができればという気持ち。ベルトは必ず取り返す」とコメントしている。戦績は初防衛を狙うベルチェルが32戦31勝(28KO)1敗、返り咲きを狙うサウスポーの三浦が36戦31勝(24KO)3敗2分。オッズは前日の9対4から少し差が開き5対2でベルチェル有利と出ている。