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13日に後楽園ホールで開催される「DANGAN185」でOPBF東洋太平洋フライ級王座に挑む同級3位の中山佳祐(28=ワタナベ)と王者リチャード・クラベラス(27=比)が、都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われた前日計量に臨んだ。
アマ経験も豊富な中山「挑戦は決して早くない」
15年の敗戦を機に九州から上京し、現在のジムに移籍した中山は、3月の試合で日本5位、OPBF7位の望月直樹(横浜光)を判定で下しランクインしたばかりのサウスポー。初のタイトル戦を前に「少し緊張している」と話したが、リミットの50.8sで計量をクリアすると、序盤のKO率が高い王者に対し、「ボディでスタミナを削り、中盤から後半が勝負。右を外してカウンターを合わせたい。必ずチャンピオンになる」と闘志を燃やした。
日本での試合が楽しみとクラベラス
一方、クラベラスは先月WBC世界王座を奪取した比嘉大吾(白井・具志堅)の返上により、シルバー王座(暫定)から正規王座に繰り上がった戦績21戦17勝(14KO)2敗2分の強打者。15年4月に当時のWBC世界ライトフライ級王者ペドロ・ゲバラ(メキシコ)に挑戦し、左ボディ一発でキャンバスに沈んだが、再起後は3戦3勝2KOと勢いを取り戻し今回初防衛戦を迎える。50.6kgで計量を終えたクラベラスは、初の来日にも「不安はない。エキサイティングだよ」と笑顔を見せ、サウスポーとの対戦にも「前戦で戦っている。苦手意識はない。明日はKOを狙う」と誓った。
左:湯場Jrは倒して勝つと気合
また、アンダーカードでフィリピン人選手とプロ2戦目を行う、日本5階級制覇王者を父に持つ湯場海樹(都城レオスポーツ)は、「今回はメチャクチャ調子が良い。魅せるボクシングで倒したい」と力強く抱負を語った。