井上岳志の初防衛戦は8.10にセット

　今年4月の日本スーパーウェルター級王座決定戦で同級1位の斉藤幸伸丸(38=輪島功一スポーツ)を7回TKOで破り、11戦無敗で王座に就いた井上岳志(27=ワールドスポーツ)の初防衛戦が決定。8日に開催された「ダイヤモンドグローブ」のリング上で、次回8月10日(木)後楽園ホール開催の同イベントのメインで、指名挑戦者の長濱陸(25=白井・具志堅)を迎えることが発表された。

　リングに登壇した井上と長濱は、2ヵ月後の対戦に向け意気込みを語った。斉藤とのパワーファイトでレベルアップをはたした井上だが、マイクを握ると「守りに徹することなく挑戦者のつもりで戦いたい」と謙虚にコメント。対し、15年度の全日本ミドル級新人王で、こちらも8戦無敗の長濱は「最高のパフォーマンスで試合ができるよう頑張ります」と控え目に話したが、リング中央でのフェイスオフで睨みあい、激しい火花を散らした。