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21日(日)東京・有明コロシアムで開催される「ボクシングフェス2017」のメインイベントに出場するWBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級王者の井上尚弥(24=大橋)と2位の挑戦者、リカルド・ロドリゲス(27=米/メキシコ)が19日、都内のホテルで調印式と共同記者会見に臨んだ。今回が5度目の防衛戦となる井上は「今回は次に繋がる大事な試合になる」と気を引き締めた。
黒のグローブを選択
この試合に勝つと次戦は海外でのビッグマッチの可能性がある井上は「次は大きな舞台という話もあるのでそれを頭に入れつつ、自分のできる限りのボクシングをして良い形で終わらせたい。2日間の最後の試合になるのでボクシングの魅力を伝えたい」と意気込みを口にした。
ロドリゲスは青のグローブ
緊張のためか終始固い表情だったロドリゲスは「すぐに試合ができる状態。井上のようなグレートなチャンピオンと戦えるのを大変うれしく思う。世界チャンピオンになるために練習してきたので必ず母国にベルトを持ち帰る」と静かに闘志を燃やした。
相手はタフで良い試合になる
大橋秀行会長は「(井上は)パンチ力だけがクローズアップされているが、テクニックも進化しているので注目してほしい」と一味違った姿をみせるとコメントした。
今回もしっかり防衛する
グローブは日本製8オンスが使用される。オフィシャルはレフェリーはラモン・ペニャ・デオダッティ氏(プエルトリコ)が務め、ジャッジはリサ・ジアンパ(米)、パトリック・モーレイ(米)、ラリー・ハザードJr(米)の三氏が担当する。