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WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ/米)の2度目の防衛戦が8日(日本時間9日)、米国メリーランド州オクソンヒルのMGMナショナル・ハーバーで行われる。試合前日となる7日、ロマチェンコは挑戦者で前WBA(世界ボクシング協会)同級王者のジェイソン・ソーサ(29=米)とともに計量に臨んだ。
ワシル・ロマチェンコ
ロマチェンコは129.6ポンド(約58.7キロ)で計量をクリアしたが、ソーサは1回目の計測で130.4ポンド(約59.1キロ)だった。0.4ポンド(約180グラム)超過だったため全裸で再計量したが、それでも0.2ポンド(約90グラム)重かった。ソーサには2時間の猶予が与えられたが、前WBA王者は1時間足らずで計量場に戻り、3度目の測定で130ポンド(約58.9ポンド)のリミット内に収めてパスした。サウスポーのロマチェンコは8戦7勝(5KO)1敗、ソーサは25戦20勝(15KO)1敗4分。オッズはロマチェンコ有利のまま前日の14対1から16対1に差が開いた。
ダブルメインとして行われるWBOクルーザー級タイトルマッチは、V2を狙う王者オレクサンデル・ウシク(ウクライナ)が199.4ポンド(約90.4キロ)、挑戦者のマイケル・ハンター(米)が198.0ポンド(約89.8キロ)と、ふたりとも200ポンド(約90.7キロ)のリミットを下回った。戦績はサウスポーのウシクが11戦全勝(10KO)、ハンターが12戦全勝(8KO)。この両者は12年ロンドン五輪ヘビー級に出場したが、ウシクが金メダル獲得、ハンターが初戦敗退と明暗を分けている。