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WBO世界スーパーフライ級王者、井上尚弥(23=大橋)の5度目の防衛戦が決定。4日、都内のホテルで会見が開かれ、井上は5月21日(日)に東京・有明コロシアムで開催される「ボクシングフェス2017」のメインで同級2位のリカルド・ロドリゲス(27=米/メキシコ)を迎えると発表された。イベントは同門のIBF世界ライトフライ級王者、八重樫東(34)の3度目の防衛戦とあわせダブル世界戦として行われ、フジテレビ系列で全国生中継される。また、前日に同じ有明のリングで行われる村田諒太(帝拳)、比嘉大吾(白井・具志堅)のトリプル世界戦とあわせ、日本史上初、5つの世界戦が2日に分けて開催されることになった。
※観戦チケット情報
・特別リングサイド: 50,000円
・指定席A: 30,000円
・指定席B: 20,000円
・指定席C: 10,000円
・指定席D: 6,000円
■4月10日(月)「チケットぴあ」にて発売開始
※観戦チケット情報
・特別リングサイド: 50,000円
・指定席A: 30,000円
・指定席B: 20,000円
・指定席C: 10,000円
・指定席D: 6,000円
■4月10日(月)「チケットぴあ」にて発売開始
今回は二人の王者が対戦を避けた
会見の冒頭、大橋秀行会長は今回の経緯を説明。当初、IBF世界同級王者のジャーウィン・アンカサス(比)との統一戦が9割方決まっていたと明かした。しかしアンカサス陣営が契約の際に断りを入れ消滅し、その後WBA世界バンタム級王者のザナト・ザキヤノフ(カサフスタン)へ階級を上げての挑戦に方向転換。話はまとまりかけていたが、これも契約直前になって2月に王座に就いたばかりのザキヤノフが母国での凱旋試合を臨み、「一試合待ってほしい」との返答で立ち消えとなり、WBOから提示された2位ロドリゲスとの指名試合に落ち着いた。
9月にはかなり大きなイベントで米国進出する
大橋会長は圧倒的な内容で井上の強さをアピールし、9月上旬に米国進出するプランがあるとも発表。かなりのビッグイベント内に組み込まれるとのことだ。さらに、年末にはバンタム級への挑戦を視野に入れていると話した。
まずはロドリゲス戦に集中
これに井上は、「まずは次の試合でしっかりとパフォーマンスを発揮し、海外進出に向けて頑張りたい」と答えた。世界初挑戦のロドリゲスはインファイトを得意とするファイターだが、井上は「ここまでモチベーションを上げて下半身強化を続けてきた。今まで以上に力強い試合ができるはず」と自信を示し、5大世界戦のトリを務めることに「良い試合をして締めたい。楽しみにしている」と抱負を語った。
今年の井上は忙しくなる!
年内の対戦が噂されていた軽量級最強、4階級制覇王者のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が先日、WBC世界スーパーフライ級王座から陥落し、この試合を解説した井上もショックを隠しきれなかったが、今回発表されたプランでモチベーションも回復。ポスト・ゴンサレスとして、まずはV5戦を圧勝することが至上命題となった。