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[発表会見]2017.4.3

比嘉大吾世界挑戦 沖縄魂を見せる

 12戦全勝全KOとパーフェクトレコードを更新中のWBC世界フライ級1位でOPBF東洋太平洋同級王者の比嘉大吾(21=白井・具志堅)が、5月20日(土)に東京・有明コロシアムでWBC王者のファン・エルナンデス(30=メキシコ)に挑戦することが決まった。3日、都内のホテルで開かれた会見で、村田諒太(帝拳)のWBA世界ミドル級王座決定戦、拳四朗(BMB)のWBC世界ライトフライ級王座挑戦が同じリングで行われるとも発表され、5.20有明はトリプル世界戦として開催されることになった。

※試合の模様は当日フジテレビ系列で全国中継!
※観戦チケット情報
・特別リングサイド: 50,000円
・指定席A: 30,000円
・指定席B: 20,000円
・指定席C: 10,000円
・指定席D: 6,000円
■4月10日(月)「チケットぴあ」にて発売開始
13戦目での世界挑戦が決まった
 エルナンデスは、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)のスーパーフライ級転向に伴い空位となったWBCフライ級王座を今年3月に敵地タイでナワポーン・ソー・ルビンサイ(タイ)と争い、3回TKO勝ちで王座に就いたばかり。今回が初防衛戦となり、日本での試合は11年10月に井岡一翔(井岡)が保持していたWBCミニマム級王座に挑戦して以来となる。戦績は36戦34勝(25KO)2敗。
自信は150%あると具志堅会長
 3月のタイ戦を現地で見たという具志堅用高会長は、「メキシカン特有のバネがあって頭を使う選手。簡単には勝てないと思う」と警戒。それでも「初回からKOを狙わせたい。ここそと言うチャンスを逃さないで挑んでもらいたい」と愛弟子に期待した。また、比嘉が奇しくも自身が41年前の1976年に挑戦した時と同じ21歳で世界戦を行うことに「運命を感じる。沖縄魂を見せたい」と話した。
緊張しましたと比嘉
 初の世界戦会見に終始緊張気味だった比嘉もWBCユース王座を獲った19歳の時から21歳での世界戦を目指していたとし、「コンディションはハードにトレーニングしているので問題はない。初回から自分のボクシングをして会場を盛り上げたい」と意気込んだ。会見後、同郷の先輩王者で帝拳プロモーション浜田剛史代表は「喋りは上手くないがその分、ボクシングで魅せたらいい」とエールを送った。

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