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[会見]2017.2.28

3.2世界戦 注目のアンダーカード

 WBC世界バンタム級王者、山中慎介(35=帝拳)が12度目の防衛戦を迎える3月2日(木)の東京・両国国技館では、山中の同門で日本スーパーフェザー級王者の尾川堅一(29)、日本初参戦の元2階級制覇王者ブライアン・ビロリア(米)、そして世界前哨戦となるIBF世界スーパーバンタム級1位の岩佐亮佑(27=セレス)がアンダーカードで出場。27日に都内で行われた調印式に出席した3選手は、2日後の試合に向けて意気込みを語った。
今度は前に座りたいと尾川
 まず、同級1位の杉田聖(27=奈良)を迎え4度目の防衛戦に臨む尾川は、「世界戦行事を経験させてもらい、感謝しています。今度は前の列に座りたい。慎介さんが当たり前のようにKOすると思うので、僕も当然のごとくKOし、次のステップに進みます」と語り、拳を握った。
日本初参戦のビロリアは日本語で挨拶
 続けてハワイアンボクサーのブロリアは、「コンニチハ、ブロリアデス。3年ぐらい日本語を習っていたが、もうほとんど覚えていない」と笑顔で挨拶。マネージメント契約をかわした帝拳プロモーションをはじめとする関係者と最愛の妻に感謝の言葉を述べ、「日本のファンにはハワイアンパンチがどんなものか見てもらいたい。また、日本の若いボクサーにもインスピレーションを与えるエキサイティングな試合をする」と話した。ビロリアはメキシカンを相手に114lb契約8回戦を行う。
夏にも予定される世界挑戦をアピールすると岩佐
 最後に、今夏にもIBF王者の小國以載(角海老宝石)に指名挑戦者として挑むことが決まった岩佐は、「相手は8勝(5KO)1敗1分のフィリピンファイターなだけに一発をもらうと怖いが、ここで負けたらシャレにならない。気を抜かず集中してやります。その上で、完璧な内容で勝ち世界をアピールしたい」と意気込んだ。
 3月2日(木)のイベントは全7試合が予定され、第1試合は午後5時にスタートする。

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