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WBC世界バンタム級タイトルマッチの調印式と会見、ルール・ミーティングが27日、都内のホテルで行われた。「神の左」を持つチャンピオン山中慎介(32=帝拳)は、勝てば日本人歴代2位となる12度目の防衛戦を前に「ここ数日でまた調子が上がった。経験を重ねるごとに調整が上手くなっている。カールソンをKOし、最高の試合を見せたい」と自信を示した。これに対し世界初挑戦のメキシカン、同級6位カルロス・カールソン(26)は、「これは日本とメキシコの戦争。このチャンスに神の意思を感じる。日本のファンに勇敢さとパンチの強さを見せたい」と意気込んだ。試合は3月2日(木)、東京・両国国技館で行われる。
※試合の模様は当日午後7時56分から日本テレビ系で生中継の予定。
※試合の模様は当日午後7時56分から日本テレビ系で生中継の予定。
グローブチェック
調印式に続いて行われたグローブ・チェックでは山中に黒、カールソンに青の日本製8オンス・グローブが用意された。会見で山中は「気が引き締まっている。(相撲の聖地・国技館で)相撲より盛り上げたい。カールソンはやる気満々のようだが、ベルトは中野の自宅に戻ると思う」と話し、会場を笑いに包んだ。
右:浜田氏もV12に自信
また、同席した帝拳プロモーションの浜田剛史代表は、「山中は絶好調と言っていいと思う。コンディションの持っていき方は、もはや言うことがない」と手放しで褒め、山中も「確実にコンディション作りは上手くなっている。計量前でまだ体にパワーが残っていることが嬉しい」と笑顔を見せた。
撮影ではカールソンが挑発?
勝利すると具志堅用高氏の持つ世界戦連続防衛日本記録「13」まであとひとつと迫る山中。22連勝中と勢いに乗るカールソンを相手に、KO勝利で王手をかけることができるのか――。試合まであと2日。
レフェリー、ジャッジ陣
レフェリー:イアン・ジョン・ルイス(英)
ジャッジ:リチャード・フラハーティ(米)、クレイグ・メトカーフ(カナダ)、バリー・リンデマン(米)
立会人:クレイグ・ハッブル(米)
ジャッジ:リチャード・フラハーティ(米)、クレイグ・メトカーフ(カナダ)、バリー・リンデマン(米)
立会人:クレイグ・ハッブル(米)