太尊康輝の初防衛戦が決定

　東洋太平洋ミドル級チャンピオンの太尊康輝(六島)が13日、六島ジムで初防衛戦の発表会見を行った。試合は4月16日(日)、住吉区民センターで開催される六島ジムのイベント「You will be the champion8」のメインイベントで同級11位のアン・サンジュ(韓国)を迎えて行われる。アンは9戦6勝(1KO)3敗の戦績。今月初めに行った沖縄での走り込みのキャンプを走りきった太尊は「しっかり防衛戦をKOで決めたい」と意気込んだ。

　会見の冒頭、枝川孝会長は「太尊康輝の初防衛戦が決まりましたので報告します。4月16日、住吉区民センターで韓国人ボクサーを迎えて行います。正直、初防衛戦では楽な相手と思って選んでいますが、前々回の試合で韓国人ボクサーには苦戦した経験もあるので気を引き締めてやってもらいたい。今月最初に行った沖縄のキャンプでも、だいたい2番手で走り終えていたし、自覚も出て来たかなと思う。世界ランキングにも入っているのでしっかり防衛を重ねて、世界を目指して欲しい」と愛弟子のさらなる飛躍を期待した。

　続いて太尊は「いよいよ初防衛戦が決まりました。世界ランキングにも入って、これからの試合が大事になってくるし、文句ない勝ち方をしていって周りにしっかり認めてもらって世界を目指したい。そのためにも次の試合はしっかりとしたKOで勝ちます」と初防衛戦はKO宣言が飛び出した。