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アンソニー・ジョシュア(27=英)対ウラジミール・クリチコ(40=ウクライナ)のIBF(国際ボクシング連盟)ヘビー級タイトルマッチは4月29日、英国ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われる。その試合のPRのため両者は1月31日(日本時間2月1日)に米国ニューヨークを訪れ、マジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で共同記者会見に臨んだ。
ウラジミール・クリチコ
12年ロンドン五輪スーパーヘビー級金メダリストで、13年10月にプロ転向後は18戦全KO勝ちと、非の打ちどころの戦績と実績を誇るジョシュアは「私は自分が何者であるかを知りたくてボクシングをやっている。そして常にベストの存在でありたいと思っている。9万人の前でクリチコと戦うことになるが、私の目的が変わることはない」とコメント。これに対し、かつてMSGで4度戦った経験を持つクリチコは「私が最初にここで戦ったとき(2000年4月)、アンソニー(ジョシュア)は10歳だった。でも、時間が経つのが早いなんて考えるのはどうかと思う。彼にはスキルがあるだろうが、ボクシング界の最大のスターというわけではない。私との試合のあとで彼がデオンタイ・ワイルダー(米=WBC王者)と戦おうとしていることを知っている。若くて野心を持っていることはすばらしいが、今回の試合がどうなるかは分からない。彼にとって時期が早すぎるのか、それとも私にとって遅すぎるのか。すべての答は4月29日に出るだろう」と話した。クリチコの戦績は68戦64勝(53KO)4敗。
アンソニー・ジョシュア
なお、ジョシュア対クリチコの試合はWBA(世界ボクシング協会)のスーパー王座決定戦も兼ねており、勝者はふたつのベルトを腰に巻くことになる。オッズは依然として約2対1でジョシュア有利と出ている。