西田光と黒田雅之が登場

　1日、後楽園ホールで行われた川崎新田ジム主催「ホープフルファイトVol.24」のリングに今年度チャンピオンカーニバル出場者、同ジム所属の日本ミドル級正規王者の西田光(29)と元日本ライトフライ級王者の黒田雅之(30)がスパーリングで登場。終了後にはそれぞれの対戦相手もリングに上がり、対決をアピールした。

　同門の4回戦選手、見原恭徳(30)に胸を貸し、重量級ならではの迫力ある打ち合いで会場を沸かせた西田は、5月1日にミドル級王座統一戦を争う暫定王者の胡朋宏(28=横浜光)とフェイスオフ。早くも火花を散らした。

西田「今日のスパーリングは今ひとつでした が、5月の試合はこんなもんじゃありません。期待してください」。

胡「せっかくの(統一の)チャンスなので、どちらが本当のチャンピオンなのかはっきりさせる。打たれ強い相手だが、KOをねらっていきたい」。

　また、正規王者の粉川拓也(宮田)の怪我により設けられた日本フライ級暫定王座を今月28日に1位のユータ松尾(27=ワールドスポーツ)と争う黒田は、WBOアジアパシフィック・フライ級王者の木村翔(28=青木)と拳を交え、キレのある動きから強烈な左ボディを打ち込んだ。終了後は松尾がスーツ姿で登壇し、決定戦に向けて意気込みを語った。

黒田「スーツで来てくれた松尾選手に失礼のないよう、当日はベストコンディションでリングに上がります。その上で僕が必ずタイトルを獲ります」。

松尾「黒田さんは実力もキャリアもある選手なので、しっかりと準備をしてベルトを狙います」。