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IBF(国際ボクシング連盟)ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(27=英)対元3団体統一王者ウラジミール・クリチコ(40=ウクライナ)のタイトルマッチ12回戦は4月29日、英国ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われるが、試合を英国で生中継するスカイTVの有料視聴件数が100万件を超えることが確実とみられている。マッチルーム・スポーツのエディ・ハーン・プロモーターは「115万件前後になるだろう」と話している。
ウラジミール・クリチコ
WBA(世界ボクシング協会)のスーパー王座決定戦も兼ねるジョシュア対クリチコは特に英国で大きな注目を集めている。すでに8万枚のチケットが完売し、2月1日に追加販売される1万枚のチケットを求めて注文が殺到、3万4000人が待機状態と伝えられる。英国でのボクシングPPV(有料視聴)は14年5月のカール・フロッチ(英)対ジョージ・グローブス(英)のWBA、IBF世界スーパーミドル級タイトルマッチで記録した約80万件だが、ジョシュア対クリチコがこれを更新するのは確実とみられている。ハーン・プロモーターは「観客は9万人、PPVは115万件」と予想しており、英国ボクシング史上に残るイベントになることは間違いない。12年ロンドン五輪スーパーヘビー級金メダリストのジョシュアは18戦全KO勝ち、96年アトランタ五輪スーパーヘビー級金メダリストのクリチコは68戦64勝(53KO)4敗。オッズは約2対1でジョシュア有利と出ている。