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年末の東京・有明コロシアムで2度目の防衛に成功したIBF世界ライトフライ級王者の八重樫(33=大橋)が26日、同門のWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(23)と横浜市内の所属ジムで本格的な練習を再開させた。前回、同級8位のサマートレック・ゴーキャットジム(タイ)をほぼワンサイドで攻め、ダメージを負うことなく最終12回TKO勝ちを飾った八重樫は練習前の会見で、昨年引退を表明した3階級制覇王者の長谷川穂積(真正)から命名された「一人激闘王」の称号を話題にあげ、「これからも自分の持ち味を出していきたい。今年も昨年同様、背水の陣で全身全霊をかけて頑張っていく」と決意した。
今回は顔へのダメージもほとんどなし
V3戦は井上とともに4月末か5月を予定。対戦相手は自身の左肩負傷により設けられた暫定王座決定戦を昨年11月に制したミラン・メリンド(28=比)との統一戦が決まっている。このことについて八重樫は「早い時期から決まっているのはありがたい。時間をかけて研究ができる」と話し、次戦も相手のパンチをもらわずに一方的に打つ、「一人激闘王」の舞台にすると意気込んだ。
一人激闘王の称号を受け更なる飛躍を目指す
練習では佐久間史朗トレーナーとミット打ちを行い、躍動感のある動きを披露。万全の状態で2017年のスタートをきった。