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19年ぶりの日本人横綱誕生という、嬉しいニュースが角界から発信されたが、日本ボクシング界にも未だに破られていない大記録がある。具志堅用高氏が持つ日本人世界チャンピオンによる連続防衛記録がそれだ。昨年の大晦日に5度目の防衛に成功した田口良一(ワタナベ)が王座を守っているWBA世界ライトフライ級のベルトを、当時のチャンピオン具志堅氏が13回連続防衛したのが1980年10月12日のことだから、36年以上も前の記録だ。今、この記録に迫っているのが、WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級世界チャンピオンの山中慎介(帝拳)。3月2日(木)に12度目の防衛戦に臨むことが先日発表されたばかりだが、日本記録に王手をかけるこの一戦は、大相撲の聖地、両国国技館で開催される。